ベッドと布団、どちらにしますか?

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BED OR FUTON?

日本には、様々な形態の宿泊施設があります。これからその中の例として、片品にある3つのタイプの宿泊施設―旅館・ペンション・民宿―について紹介したいと思います。

梅田屋旅館

鎌田の中心地にある梅田屋旅館は、絹や木材の取引のために沼田から商人が数多く片品を訪れていた時代の明治23年(1890年)に開業しました。当時、人々はまだ馬や徒歩で行き来していたため、夜を明かすための宿を探さねばなりませんでした。この伝統的な日本式の旅館は、100年以上にわたって次の世代、そのまた次の世代へと受け継がれ、今や片品で2番目に古い宿となりました。私のホストマザーでもあり、現在の女将(主人)であるゆきえさんは、常に作務衣という、伝統的な日本の作業着を着ています。彼女は私たちに、ゆくゆくはこの旅館を、現在料理長を務めている彼女の長男を5代目として、次世代に引き継ぐつもりだと話してくれました。

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片品の梅田屋旅館は、外湯と内湯2つの透きとおった温泉で有名であり、それに含まれる弱アルカリ性の含有物は、肌にとても良い効果をもたらすと言われています。女将さんはあたたかい笑顔を浮かべて、梅田屋旅館の温泉は特別な品質が認められ、日本秘湯を守る会のメンバーに入っているのだと、誇らしそうに説明してくれました。この組織は日本全国の300もの宿で構成され、伝統や自然環境、独特の温泉文化を維持・保存することを目的としています。

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5ゆきえさんとその家族は、宿泊客のために12の部屋を用意しており、それら全てが畳・スライド式の扉・布団といった伝統的な日本式の部屋です。それぞれの部屋には高山植物の花々の名前がつけられており、窓から庭が見えるか、テラス付きになっています。旅館に滞在するにあたっては、天然の温泉でリラックスし、用意された浴衣を着て、作りたての料理を楽しみ、絵画や景色を眺めたりすることで、平和を見出したり自然の美しさを味わって、心身ともに活力を得ることが慣習になっています。

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加えて、梅田屋では朝食と夕食を提供しています。夕食は、日本式のついたてて仕切られた、特別な畳の部屋でいただきます。たくさんの美味しそうな小皿料理が並ぶテーブルに向かい、畳にひざまずいて日本酒をちびちび飲むと、まるで自分が将軍(8世紀のとても高級な軍曹)になったかのような気分になります。概して、梅田屋はただ寝るための場所ではなく、すべてが珍しい体験であると言えます。

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《伝統的な傘の写真》

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《石碑の写真―梅田屋の玄関先には、尾瀬の歌である‘夏の思い出’の歌碑が飾られています。》

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電話:0278-58-2355

Eメール:umedaya@mte.biglobe.ne.jp

http://www.umedaya.net/

 

ペンションカレンズ

ペンションカレンズは、わが家のようなヨーロッパ風の雰囲気の中でリラックスすることのできる場所です。さかえさんとけいこさんは、30年前に彼らのペンションを建て、創業しました。かつてけいこさんはカラント(corinthian raisins)を使ってパンを焼いていたことがあり、それが宿の名前の由来となっています。玄関でスリッパを履いた瞬間から、あたたかく迎え入れてくれるような心地よさと、居心地のいい雰囲気に包まれます。けいこさんは旅をするのが大好きで、私よりもずっとたくさんのヨーロッパ諸国を訪れた経験があります。彼女はそれらの国々のお土産を入念に集めたり、各国からインスピレーションを受けたりしています。結果として、彼女たちのペンションにはヨーロッパ的な要素が色濃く反映されています。

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《ペンションの写真:ペンションカレンズの写真は、すべて直接宿からいただいたものです。》

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加えて、このペンションでは地元片品で採れた食材で作った、美味しい料理を提供しています―例えば、ここではいいからかんの瀬戸山さんが育てた有機小麦で作った焼きたてパンや、市旺さんの尾瀬豆腐、たくさんのヘルシーな旬野菜などをいただくことができます。けいこさんは料理やパン焼きも大好きで、宿の装飾だけではなく、キッチンでも日本とヨーロッパを融合させたものをつくり出しています。さかえさんは、ろうそくの灯りの中での素敵なディナーの間はウエイターの役を買ってでていますが、朝食時には彼が黄金色をした完璧なオムレツを作っています。2人はとても社交的で、訪れたお客さんに興味をもっています。彼らは基本的な英語を話せるので、もし何か聞きたいことや要望があれば、気軽に尋ねることができますよ。

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ペンションカレンズには客室が10室あり、そのうちいくつかの部屋には専用のバスルームもついています。寝具も西洋式のベッドと日本式の布団両方の用意があります。宿は丸沼高原からたった500mのところにあるので、スキーシーズンだけではなく、夏でも近隣の湖や日光白根山を散策したり、サマースキーやサマーリュージュをしたりと、片品の様々な魅力を楽しむのにもってこいの宿です。

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追伸:けいこさんが古新聞紙で作ったバッグを見せてもらってください―とても素晴らしいですよ!

電話:0278-58-3923

Eメール:suto@pastel.ocn.ne.jp

ホームページ:http://www2.ocn.ne.jp/~currants/

英語版:http://www.snowjapan.com/japan-places-to-stay/gunma/katashina/pension-currants

http://www.outdoorjapan.com/travel/place_details/36

 

民宿みやま

民宿みやまは、B&Bに似た、やや大きめの伝統的な日本式の宿です。みやまでは、比較的安い料金で日本のスタイルを体験することができます。常に自然な笑顔で、笑いじわが素敵な女将(主人)の恵美子さんが、みやまは家族経営で約40年間やってきているのだと教えてくれました。彼女の両親は農家で、家で採れたばかりの食材を楽しむことのできる食堂を始めました。お客さんがよく夜遅くまで食堂に居残っていたので、彼らはお客さんを客室に招いて泊めたりしていました。この友好的な習慣が、すぐに民宿を開くことにつながったのです。

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《民宿みやまの写真:宿の入口は2匹の愛嬌のあるたぬきの置物に守られています。》

 

みやまには、大小さまざまな大きさの畳の部屋があり、布団が用意されています。さらにこの宿には温泉もあり、共通の浴場や浴衣が用意されており、また自分の家で収穫した野菜を使った伝統的な和風の朝食・夕食も提供しています。彼らはとても多くの種類の野菜を育てていて、レタス、トマト、キャベツ、きゅうり、お米、ズッキーニ、とうもろこし、豆、じゃがいも、大根など、挙げればきりがないほどです。

 

この民宿では、お客さんへ丁寧な気配りをしており、また喜んで彼ら自身の文化や慣習を体験させてくれます。恵美子さんは私たちに、自家製のお餅を出してくれました―これが美味しいんです!彼女はお餅の作り方を教えてくれ、裏庭で実際に‘餅つき’(お米をすりつぶして粘りけのある状態にすること)をするところを見せてくれました。

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《味噌を塗ったお餅の写真:私がこれまで食べた中で一番粘りけの強いお餅でした。》

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《餅つきの写真》

この宿は花咲地区の武尊エリアにあり、武尊山や武尊牧場、スキー場、水のきれいな小川などからとても近いです。加えて、彼らはお客さんに滞在中のプランを尋ね、要望があれば各所へ送迎をしたりもしています。

電話:0278-58-3512

Eメール:8739miyama@gmail.com

片品にはたくさんの宿があり、それぞれに違った物語、違った特色、違った雰囲気があります。片品へ来て、日の出ずる国日本のことをもっと学んでみてください!

 

※こちらのサイトは翻訳されたものです。

本サイトはこちら(英語版)

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