オーガニックファーム いいからかん

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IIKARAKAN ORGANIC FARM iikarakan

1片品村の有機農業に興味のある人は、瀬戸山さんのところを訪れてみるといいでしょう。彼はここ14年の間有機農業の経験を積んできており、‘いいからかん’と呼ばれる7つの彼の農園で、美味しくナチュラルな野菜や果物を育てています。瀬戸山さんは、殺虫剤や添加剤、化学肥料、堆肥、農業機械を一切使っていません。彼は、自然は手を加えないままが一番よく機能すると信じています。

 

瀬戸山さんが唯一手を加えるのは、肥料を与える時と、品種改良をする時のみです。私は彼を、片品のグレゴール・メンデルと呼びたいと思います。グレゴール・メンデルをご存知ない方もいらっしゃると思いますが、彼は‘遺伝学の開祖’とも呼ばれる人です。17世紀のオーストリア人修道士であったメンデルは、エンドウ豆の交配実験を通して、遺伝の基本的なルールを発見しました。同じように、瀬戸山さんも有機農法でより良い苗を得たり、より多くの収穫を得るため、トマトや玉ねぎ、豆、小麦などの種を交配しています。例えば、片品村では一般的にトマトをハウスの中で栽培していますが、瀬戸山さんは屋外でトマトを栽培しています。けれども、新鮮な自然の空気の中でも甘くてジューシーに育つトマトの種を作り出すまでに、彼は7年もの歳月を費やしました。

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3彼が大切にしている信念は、‘実践が完璧を生む’ということです。彼は自らの農園で、どこに何を植えるべきか、それぞれどの植物と一緒に育てるべきかなど、数多くの実験を繰り返してきました。瀬戸山さんは、自然の状態では、たった一種類の植物のみが存在している場所はなく、様々な種類の植物が混在しているほうが良いと言います。そのため彼の7つの農園は、異なる様々な種類の植物で構成されており、カラフルです。彼は、小麦は大豆の隣に植えるととてもよく育つと言います。そのため彼は写真のように、小麦を一畝植えた隣に大豆を一畝、そのまた隣に小麦を一畝、大豆を一畝…というように植えています。この交互に植える方法を‘間作’と言います。

 

それに加え、瀬戸山さんは経験から、植物の畝の間に少し草がある状態がよいと学びました。それはなぜですか?と尋ねると、彼は笑顔で、「虫たちがとどまっていられる場所を確保するためですよ」と答えてくれました。しかし、片品のメンデルである彼でも、もしわからないことがある時には、他の年配者たちを頼ってアドバイスをもらうそうです。

 

ある晴れた日の午後に、アヤと私は小麦の収穫を手伝うため彼のもとを訪れました。彼の農園をひと目見ただけで、他の農園とは異なる農法であることに気付くでしょう。彼の農園は他に比べ、少し雑然としていて、荒れているように見えるのです。私たちは、一歩一歩足を踏み出す度に、雑草と間違えて彼が植えたばかりの苗を踏んでしまうのではないかと少し不安になりました。けれども、一度しゃがみこんで鎌で小麦を刈り始めると、とても楽しかったです。

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全ての小麦を刈り終えた後、私たちはそれを束ね、吊るして干すためそれらをハウスに運び入れました。瀬戸山さんは、乾燥し終えた束から小麦の粒を取るための、とても古い手動式の機械を私たちに見せてくれました。

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《プチトマトの写真-これは私が今まで見た中で最も小さいトマトです。とってもかわいい!》

 

9日本ではドイツなどに比べ、有機野菜の需要はそれほど多くありません。しかしながら、日本でも徐々に有機農業ビジネスが発展してきています。瀬戸山さんは、常連客からの信頼を頼りにしています。彼は、収穫した野菜を車の荷台に並べて売ったり、東京のオーガニックマーケットで売ったりしています。彼はこれらの仕事をたった一人でこなしていますが、時々ボランティアの人や友人に手助けしてもらうのだと教えてくれました。もし日本で有機農業をやってみたい!という人がいれば、彼のブログを見てみてください。彼はきっと受け入れてくれると思いますよ!

10iikarakanのブログ:

http://iikarakan.81s.net/

 

※こちらのサイトは翻訳されたものです。

本サイトはこちら(英語版)

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